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富山・ミラノデザイン交流倶楽部

富山県では平成14年度からジェトロの「ローカル・トゥ・ローカル産業交流事業」を活用したデザインミッションの派遣等、世界のデザイン先進地イタリア ミラノと工業デザイン分野での交流を行ってきました。その結果、富山県の企業が誇る高度な技術力とイタリア ミラノのデザイナーの独創的なデザインとが融合した魅力的な新商品が生まれるなどその成果は着実にあらわれています。 このような背景のもと、富山の企業とミラノのデザイナーとの交流をより一層深め、相互の情報交換を通じてビジネスの創出につなげることを目的として平成18年6月に富山・ミラノデザイン交流倶楽部が創設されました。

デザインセミナー「ささいな」

富山・ミラノデザイン交流倶楽部




「ささいな」



「自分の感受性に徹することで、生まれる共感もあると思っています。」と語る三澤遥さんの作品は不思議な面白さに溢れている。現在、富山県美術館で開催中の『デザインスコープ のぞく ふしぎ きづく ふしぎ』(2023.3/5)で展示されている三澤作品は、他のアーティストやデザイナーの作品と比べて格段に小さい。小さいけれど創造的な楽しさで人を引きつける。その魅力の根源とは?


日時   令和5年2月10日()18:00~19:30

会場   ウイング・ウイング高岡501研修室 富山県高岡市末広町18

講師  三澤遥さん


1982年生まれ。日本デザインセンター三澤デザイン研究室室長。武蔵野美術大学准教授。同大学工芸工業デザイン学科卒業後、デザインオフィnendoを経て、2009年より日本デザインセンター原デザイン研究所に所属。2014年より三澤デザイン研究室として活動開始。ものごとの奥に潜む原理を観察し、そこから引き出した未知の可能性を視覚化する試みを、実験的なアプローチによって続けている。主な仕事に、水中環境を 新たな風景に再構築した「waterscape」、かつてない紙の可能性を探求した「動紙」、国立科学博物館の移動展示キット「WHO ARE WE」、隠岐ユネスコジオパーク泊まれる拠点「Entô」のアートディレクション、上野動物園の知られざる魅力をビジュアル化した「UENO PLANET」、ロゴの自在な展開性を追究したKITTETOKYO BIG SIGHTVIがある。2019年、毎日デザイン賞受賞。著書に『waterscape』(出版:X-Knowledge)。

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