ブラリデザイン探訪Vol.5
「太古のロマンと翡翠を巡る旅」
今年は少し足を伸ばして糸魚川へ。
翡翠園では70tのコバルトヒスイ原石や糸魚川の巨石の力強い日本庭園を満喫。
シルクロードをイメージして作られた、建築界の巨匠 村野藤吾氏最晩年の傑作「谷村美術館」。澤田政廣氏の仏像彫刻一体にひとつの展示室があらかじめ決められていて、それに合わせてそれぞれの展示室が設計されたといいます。自然光と照明が創り出す空間が素晴らしく、仏像はまるで敦煌の洞窟に安置されているかのような佇まいでした。
日 時 令和元年6月15日(土)8:30〜17:00
内 容 翡翠園、玉翠園・谷村美術館、加賀の井酒造、フォッサマグナミュージアム
参 加 18名
参加費 会員7,000円 会員外8,000円
今秋開催される「T-messe 〜富山県ものづくり総合見本市2019」のポスターが県内公募により決定しました。最優秀賞に輝いた山口久美子さん(アイアンオー株式会社)の作品は、Tメッセの「T」、富山の「T」をモチーフに、富山の優れたモノづくりが近未来に向けて大きく成長を遂げるイメージを「T」のなかで技術や技能がつながりながら花ひらくデザインで表現。IoTやAIなどに関連する新しい技術や産業変革が加速している中、モノづくりの現場もモノとモノが出逢ったり、つながったりすることの重要性を意識してデザインされています。花をモチーフにすることで、ハードな技術をソフトに伝え、女性をはじめ若い世代にも注目してもらえるように工夫。さまざまなPRツールのキービジュアルとしても「T」のフォルムが目を引きます。
なお、優秀賞には株式会社バランスさんと舟元里美さん(富山スガキ株式会社)の作品が選ばれています。
「T-messe ~富山県ものづくり総合見本市2019~」
工作・産業機械、電子・電機、IT、プラスチック、アルミ、繊維、医薬品、化学など広く国内外のものづくり技術や製品を展示し、経済交流の促進を図るとともに、県民にものづくり技術を紹介することを目的とし、富山県が1年毎に開催しています。
第58回富山県デザイン展
富山県知事賞
「森記念秋水美術館」
㈱三四五建築研究所
招待審査員に、芦沢啓治さん、角田陽太さん、平野湟太郎さんをお迎えした第58回富山県デザイン展において、最高賞である富山県知事賞に㈱三四五建築研究所の「森記念秋水美術館」が選ばれました。
刀剣コレクションを展示する私設美術館が、日本文化の美を総合的に伝えるものとして高く評価されたものです。
会期:平成30年11月9日(金)〜11日(日)
会場:富山市民プラザ2階ギャラリー、アトリウム