富山県では平成14年度からジェトロの「ローカル・トゥ・ローカル産業交流事業」を活用したデザインミッションの派遣等、世界のデザイン先進地イタリア ミラノと工業デザイン分野での交流を行ってきました。その結果、富山県の企業が誇る高度な技術力とイタリア ミラノのデザイナーの独創的なデザインとが融合した魅力的な新商品が生まれるなどその成果は着実にあらわれています。 このような背景のもと、富山の企業とミラノのデザイナーとの交流をより一層深め、相互の情報交換を通じてビジネスの創出につなげることを目的として平成18年6月に富山・ミラノデザイン交流倶楽部が創設されました。
〒939-1119 高岡市オフィスパーク5番地 富山県産業高度化センター2F (公社)富山県デザイン協会内
TEL.0766-63-7140 / FAX.0766-63-7141 / mail: info@toyama-da.jp
ミラノ在住インテリアデザイナー 池田美雪さんによるミラノ
通信。今号はミラノサローネ特集の後編に加えて、ミラノ・トリエンナーレ・ミュージアムで行われた富山県の伝統工芸品展と蓮池槇郎氏(本倶楽部ミラノ支部長)のCompasso d’Oro受賞について。デザイン界のノーベル賞といわれるCompasso d’Oroと蓮池氏のすごさが分かります。
デザインセミナー&ミニ展示会
高岡銅器 伝統的着色技法の可能性
日時 2016年6月17日(金)19:00〜
会場 ウイング・ウイング高岡 501研修室
講師 折井宏司氏(有限会社モメンタムファクトリー・Orii代表取締役)
400年の歴史を紡ぐ高岡銅器。その着色技術で、孔雀の羽根のような青色「Orii Blue」はこれまで無かった全くの新色。今回のセミナーでは、試行錯誤の末にこのコバルトブルーを生み出した折井宏司氏を講師にお迎えしました。着色加工屋からモノづくり企業へと業態を進化させ、独自の発色技術を磨き抜く事でNY国際家具見本市(ICFF)に出展するなど、今まさに「モメンタム(勢い。はずみ。)」な活動を続ける折井氏から、技を活かした生産と、企業として国内外で展開する為に必要なポイントを語っていただきました。
ミラノ在住インテリアデザイナー 池田美雪さんによるミラノ通信。今号は毎年恒例のミラノ・サローネ特集号です。年に一度のミラノ・サローネは、クオリティの高さで多くの国際見本市の中でも群を抜いています。今年のサローネの注目作は?デザインの傾向は?じっくりお楽しみ下さい。
デザインセミナー&ミニ展示会
コンテンポラリーと伝統の間のモノ作り
デザインセミナー
2016年4月27日(水)18:30〜20:00
富山県産業高度化センター2階会議室
講師:村瀬弘行氏(クリエイティブディレクター/suzusan e.K.代表)
ミニ展示会
2016年4月27日(水)〜29日(金・祝)9:00〜17:00 初日のみ21:00まで
富山県産業高度化センター1階展示室
名古屋の有松・鳴海地区で江戸時代から生産されている絞り染め、伝統工芸「有松・鳴海絞り」。このおばあちゃんの手仕事を海外のライフスタイルに合う上質なストール、照明器具に進化させ、ドイツでオリジナルブランドsuzusanを立ち上げた村瀬弘行氏を講師にお招きしました。パリ、ミラノ、スイスなど18ヶ国以上で展開されているデザインのコンセプトやその販売戦略をタップリ語っていただきました。